2007年07月30日
俺んちの灯籠
「もう六時だぜ。灯籠を出さなきゃ。」
「でも天気悪いよ。雨降ったら困るでしょ、和紙の灯籠だから。」
「そっか、んじゃしまうよ。」
「でも、みんなたのしみにしてるし。」
「んじゃだすよ。」
「でも雨降ったら困るし。」
「んじゃ、しまうよ。」
「でも・・・・、」
「どっちなんだよ!はっきりしろよ!」
結局出したけど。
おまけ連載家出!?(11)
前回までのあらすじ
旅館経営の過酷さと肘折内の抗争(?)に疲れたふたりは春の陽気に誘われて(?)散歩にでたのであった。ダムのそばの遊歩道に入るとなぞの地蔵郡に導かれ、どんどん山奥に入っていくのであった。
[やっと広いところへでた。」 「むむっ何やら標識が!」 「地蔵倉へ行くのか!」
・・・・・to be continued
Posted by 三春屋ニイサン at
18:35
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