三春屋ニイサンの肘折温泉日記

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今日のお昼はこれ！かあちゃんのオムライス。美味しいのだ。

笑い湯治の宿　三春屋旅館

天然食材の宿　別館三春屋

肘折がどっと込む  

余目にお客さんを送っていった帰りにとってきたそうです。



てんぷら、みそしる、ふきのとう味噌。どうしようかなー。

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肘折がどっと込む  

配湯管の周りから雪が解けていったのだ。

とんねるみたいだ。

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｢今日謙次郎さんが来るって。｣

「えっ。」

県内某所からおいでの謙次郎さんはうちのお客さんの中でも、一番、

｢偏屈でわがままなじいさん。」

｢気難しいお客さん。｣である。

とりあえず、言われる前に、椅子を用意して、新聞の配達を頼んで、

ご飯の前に布団を敷いて、お膳を運びました。

｢何かほかに御用はないですか？｣

「うーん。」と何か考えている。もしかして、

｢湯たんぽ使いますか？｣

「それだ、寝る前に頼む！」

｢オーケー。」　「ＯＫ！］　やれやれ。





湯たんぽ。

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｢お昼はどうするの。｣

「うふふ、これ。」



鮭をほぐして、



山葵醤油。



まぜまぜ。

｢ご飯にかけて鮭丼だ。」

｢安上がりでいいけど。｣

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仕入れに行く途中で湯の台を通りかかりました。







うーむ、だいぶでかくなってきたな。そのうちもっと高くなって、重機のアクロバットみたいになるのだ。

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今日は庄内町(旧余目町)よりおいでのきちこさん御一行がお帰りで。

「またきてねー。」

「もっけだのー、もっけ、もっけ。」

「もっけだったのー。」

みんなして、もっけ、もっけの大合唱。

こちらこそもっけです。

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鯉を山葵醤油に漬け込んで漬にしたもの。

｢珍味につかうのか？｣

「うん。」

｢お茶漬けにしてもうまいじゃない。お客さんに勧めてみようよ。｣

｢すすめてるけど、みんなこのまま食べちゃうのよ。｣

｢川魚の泥臭さがなくて上品な白身みたいだからね。｣

｢少し切っておいてくれない。俺の晩酌のために。｣

「いやっ　このところ飲みすぎよ。｣

とほほ。

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もう川の石に積った雪も消えていくいっぽうだなあ。

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巨大くじら餅。お雛様のおやつ。うちの女将さんの手作り。

「おいしいのよねー。」

「かたくなるだろ。」

｢かたくなったら薄く切って焼いたり、油で揚げるのよ。」

「うん、揚げたのが好きだな。」

｢一本二千円。｣

「高くない？｣

「まーね。でも材料は本物だからそれぐらいしちゃうのよ。胡桃は山の本物だし。」

「安く売っても売れるもんでもないしね。くじら餅マニアのかた、お問い合わせを待ちます。」

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お膳あげ終わって、「ほっ」として、さて一杯やりましょう。

｢今日の肴は、これ。」



酒の中骨缶。



こんな感じ。汁を切って、醤油をかけ山葵をつけて食べます。

｢なんにでも山葵つけるよねー。」

「まーね。」

｢なに、写真撮ってんのよ!ブログに載せちゃ駄目よ!」

「なんで？」

｢貧乏くさいでしょ！お客さんに缶詰だしてるって思われたらどうすんの！」

「はーい。」

でも載せるのだ。

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昨日うちで雛膳の試食会をしてた頃。

湯の台では巨大雪だるま「おおくらくん」の着工式が行われた。

そして重機が動き始めたのである。





こんな感じ。３月２２日に完成予定。がんばれ大蔵村の土建屋たち！

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きょうは肘折お雛様街道？のお披露目です。



お雛膳です。



山形新聞の記者さんも来てくれました。たくさん見に来てくれるといいなー。

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肘折がどっとこむ  

最後の最後でまた降りました。



こんなになっちゃったので3回目の雪下ろしをしました。



「こんなになっちゃったね。かたづけるのたいへんだね。」

「かたづけないっ、そのままにします。だってもうゆきおろししないから。」

｢3月はねー、雪下ろししないよねー、降らないといいけどね。っふふふ。」

｢降らないよ。｣　と思うけど・・・・。

3月最初のお客様写真館。



山本様、ありがとうございました。



鈴木様、ありがとうございました。

山本様、鈴木様またどうぞいらしてくださいね。

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｢いつもは4月3日しか飾らないけど、今年から3月3日から飾ります。」

「えっ一ヶ月も飾り続けるの。｣

「そうです。皆さんに公開します。お雛さんたちにはがんばってもらいます。｣



準備中。



古いほうのお雛様。



お宮を拡大。



新しいほうのお雛様。

4月3日過ぎまで公開しています。肘折にきたら見物して行ってね。

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