三春屋ニイサンの肘折温泉日記

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毎年この時期に来てる仙台の庄子さん。いつもは8人4夫婦ですが、先に1組お帰りで6人。

「ねえ、ちょっと。」

「はい。」

「明日帰るからさ、カラオケさせてくれない？」

「いいですよ、じゃあ宴会場で食事ですね。」

「うん、お膳にしないでくれる、宴会みたいにおっきい皿に盛ってさ。」

「いいですよ。」

きょうは、山菜のフライに季節はずれだけど芋子汁。大皿で出すにはちょうどいいメニューだね。



うどとこごめとしいたけを串かつ（つまようじだけど）にしました。ワインとあうよ。こんな感じ。



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このごろ気に入って出してるのがこごみべっ甲卵。

伊藤鯉やさん（舟形町）が鯉の集金にきたので自慢した。

「卵の黄身を一時間ぐらい醤油につけてこごみにのせて鰹節をかけて混ぜて食べるとうまいんだよ。」

「ふーん、べっ甲卵ねー。」

「べっ甲卵ってなに？」

「え、黄身の醤油漬けの事。」

「ふーん知らなかった。んじゃ名づけてこごみべっ甲卵。」

「そのまんまだ。」

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フロントにCDプレーヤーをおいて音楽をかけれる様にしました。



とりあえずトムウェイツばっかりかけてますが、



「ほう、トムウェイツですか、なかなかいいですな。」

「へえ、奥山さんトムウェイツなんて知ってるんだ。」

「知りません。誰ですか。」

「酔いどれの歌手だよ！あんたと一緒。」

「一緒ですな。」　

まあでもトムウェイツは気に入ったようです。

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本館にフロントを作りました。別館にはちゃんとありますが、今まで本館にはなかったので。



奥山番頭が出勤してきてびっくり。

「私の番頭部屋がー、今日からどこで寝たらいいの？」

「7時にはクローズにして寝たらいいでしょ。」

「そうですね、なかなかいいですな。フロント番の番頭です。」



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「かっ！顔がないっ」

とうとうおおくら君の顔もなくなりました。

さよならおおくら君。これからどんどんちぃさくなるね。


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じゅうなくん。いわだらっていうやつです。茹でてからひき肉といためて食べると美味しいよ。



ぼうなくん。くわだいともいいますよ。茹でてさばかんマヨネーズとあえて食べる。なぜかさばかんじゃないと美味しくないのだ。



ぜんまいくん。干して揉まないと食べられないの。見るとつい採ってしまうんだけど、干して揉むのが嫌いなのだ。

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連休の前半に、いらしたお客様たちです。



東京からおこしのMさま。プジョーで颯爽とおこしでした。かっこえー。



神奈川からのHさま、鳥海山で春スキーを楽しんで肘折で一泊です。

「あれっ6人じゃなかったですか？」

「一人先に車のところへ行ったよ。」

申し訳なかったです。待ちきれませんでした。

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